「2020年」の記事一覧

私もHSCだった【琥博くんの個性が花開く場所 Vol.15】

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小さい頃から、周りと違うという違和感があり、普通になりたい普通になりたいとずっと思っていたという琴子さんにとっては、HSCに出合って、自分の生まれ持った気質に気づいてあげられたことが、ご自身にとっても、琥博くんとの関係にとっても、大変ポジティブな変化につながりました。

笑い、自由、リラックス…そのままの自分で楽しむ姿【琥博くんの個性が花開く場所 Vol.14】

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「親として、子どもが学校に行けたらいいな、行ってくれたらいいなという気持ちは、もうありません。 今年5年生になった息子は、『笑うことが増え』『ネガティブな発言が少なくなり』『ゲームでも友達とオンラインでつながって楽しく遊ぶようになった』」と琴子さん。

夫婦の話し合い。家族みんなで幸せになりたい気持ちを伝えることを諦めたくなかった【琥博くんの個性が開花する場所 Vol.12】

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子どもが学校に行けないことを、お父さんに理解してもらうことができず、子どもが心の傷を深めてしまったり、夫婦や親子間の溝が深まるなど、多くのお母さんが、葛藤や苦悩、ストレスを抱えています。 琴子さんも例外ではありませんでした。

回復の過程で向き合ったこと。トラウマケア、昼夜逆転【琥博くんの個性が花開く場所 Vol.11】

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仕事を辞めた琴子さんは、「今から琥博と、色んなこと、今しかできないことをしたい!」と心に思いました。 しかし現実は、外に出られなかったり、家にこもりがちな日々。 琴子さん自身もストレスが溜まるだけでなく、琥博くんの感情の起伏を目の当たりにして、自分を支えるのが大変でした。

「なんで仕事行くの!?休んで、お母さん家にいて」息子の必死の訴えに母は…【琥博くんの個性が花開く場所 Vol.10】

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5月のGW中、琴子さんは、高熱が出て4日ぐらい寝込んでしまいました。 寝込んでいても、お母さんがずっと家にいる……。 そんな連休が明けた5月7日、 琥博くんは「ばあばあじゃダメなんよ、お母さんじゃないとダメなんよ」「休んで、お母さん家にいて!」と、必死の表情で訴えました。 琴子さんは、琥博くんのただならぬ様子を肌で感じました。

外の世界に引っ張りだすことも必要?【琥博くんの個性が花開く場所 Vol.9】

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教頭先生は、家にこもりがちな琥博くんについて、「 少し外の世界に引っ張り出していずれ親から離れて自分で道を進んでいかないといけないんだよ」「勉強から逃げてるのが心配、掛け算の基礎九九だけは、あと漢字も少しづつでいいから」と言いました。 これは、夏休み前も同じ様に言われたことでした。 そのとき琴子さんは、「勉強は本人がやる気になればできます、今は傷ついた気持ちに寄り添って無くなった自信を取り戻すことが大事…」と、ご自身の気持ちを話したのでした。

「生きている意味がない。死にたい」と言わせた心の傷【琥博くんの個性が花開く場所 Vol.8】

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日中を、琴子さんの実家で過ごしていた琥博くん。 「学校の昼休みに友だちに会いたい」と言うことがあったので、その時は、おばあちゃんが一緒に行ってくれていました。 教頭先生にご挨拶をしたとき、琥博くんの表情が苛立ったように変わりました。 その後、琥博くんは友だちとも会えたけれど、家に帰ってから、ずっと気分が荒れていたのだそうです。 そして、琥博くんは、おばあちゃんの涙ぐんでいる顔を見て、琴子さんに「生きてる意味がない、死にたい」と言って泣いたのでした。

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