Q.HSCは敏感すぎることで、苦しむことはあるのでしょうか?

 

A.

HSCの特徴について書いた記事【HSCの特徴10項目】にあるように、

HSCの特徴には、メリットになるものも、デメリットに働くものもあります。

 

デメリットに働く部分として、『敏感さ』はやはり大きく、敏感さゆえに、

  • ふだんの力を発揮することができなくなる
  • 人より早く疲労を感じてしまう
  • 人の集まる場所や騒がしいところが苦手
  • 誰かの大声や、誰かが怒鳴る声を耳にしたり、誰かが叱られているシーンを目にしたりするだけでつらい
  • 人のネガティブな気持ちや感情の影響を受けやすい

といった点を見てみるだけでも、苦しく感じられる場面が多いことがわかります。

 

このような敏感さや、敏感さゆえの反応について周囲がよく理解し、繊細な配慮が施されると良いのですが、

HSCの疲れやすさや傷つきやすさ、ストレスは、普通の感覚の人にとっては些細なことと思えることが多く、

そのような些細に思えることが、HSCにとっては大きな刺激や動揺のもととなる、

ということに中々つながらないため、必要な理解や配慮、サポートが得られないのが現状です。

また、それらが引き金となって、心や身体のバランスを崩しやすいといったところも、

苦しく感じられることのひとつではないでしょうか。

 

HSCにとってはやはり、集団の中やHSCを認知していない第3者との関わりでは、

無力感など、苦しみや生きづらさを感じやすいもの。

 

しかし親が、わが子の気質を理解し、受け入れられていれば、

子どもはストレートに反応を出すことができます。

反対にストレートに反応を出しても、それが否定された、拒絶されたと感じたら、

自分の反応にひとつひとつに罪悪感や自己否定感を抱いてしまいます。

HSCに対する親の理解は、HSCにとって何よりも必要なことと言えるのです。