日中を、琴子さんの実家で過ごしていた琥博くん。 「学校の昼休みに友だちに会いたい」と言うことがあったので、その時は、おばあちゃんが一緒に行ってくれていました。 教頭先生にご挨拶をしたとき、琥博くんの表情が苛立ったように変わりました。 その後、琥博くんは友だちとも会えたけれど、家に帰ってから、ずっと気分が荒れていたのだそうです。 そして、琥博くんは、おばあちゃんの涙ぐんでいる顔を見て、琴子さんに「生きてる意味がない、死にたい」と言って泣いたのでした。