「学校」タグの記事一覧

不登校になったＨＳＣ。「ふつうであること」の同調圧力から子どもの尊厳をどう守るか

2021年12月17日

HSC 【HSC】と不登校

大人の判断や対応が自身に与える悪影響にも敏感に反応し、判断や対応が適切でないと、症状や行動を通してさまざまなサインを出しやすいＨＳＣ。そこには、「重んじられるべき『個人の尊厳』が軽んじられている」「『心身の健康的な成長』 […]

学校との関わりについて書いた手紙【琥博くんの個性が花開く場所 Vol.13】

2020年7月13日

HSC

琴子さんは、琥博くんの、今後の学校との関わりについて、改めてきちんと意志を伝えておきたいという思いがあり、手紙にしたためて準備をしていました。伝えようと思った先は、教育委員会でした。

外の世界に引っ張りだすことも必要？【琥博くんの個性が花開く場所 Vol.9】

2020年7月1日

HSC

教頭先生は、家にこもりがちな琥博くんについて、「少し外の世界に引っ張り出していずれ親から離れて自分で道を進んでいかないといけないんだよ」「勉強から逃げてるのが心配、掛け算の基礎九九だけは、あと漢字も少しづつでいいから」と言いました。これは、夏休み前も同じ様に言われたことでした。そのとき琴子さんは、「勉強は本人がやる気になればできます、今は傷ついた気持ちに寄り添って無くなった自信を取り戻すことが大事…」と、ご自身の気持ちを話したのでした。

「生きている意味がない。死にたい」と言わせた心の傷【琥博くんの個性が花開く場所 Vol.8】

2020年6月29日

HSC

日中を、琴子さんの実家で過ごしていた琥博くん。「学校の昼休みに友だちに会いたい」と言うことがあったので、その時は、おばあちゃんが一緒に行ってくれていました。教頭先生にご挨拶をしたとき、琥博くんの表情が苛立ったように変わりました。その後、琥博くんは友だちとも会えたけれど、家に帰ってから、ずっと気分が荒れていたのだそうです。そして、琥博くんは、おばあちゃんの涙ぐんでいる顔を見て、琴子さんに「生きてる意味がない、死にたい」と言って泣いたのでした。