Q.1 HSCの割合は?
2歳の娘は感覚がとても敏感です。
例えば外出先で大きな音にびっくりすると、抱っこから離れなくなりずっとビクビクした状態が続くなど。
ネットで検索していてHSCを知り、これに当てはまる気がするのですが、
HSCの割合はどの程度なのでしょうか?
A.
『ひといちばい敏感な子』の著者でHSCを提唱したアメリカの心理学者、エレイン・N・アーロン博士によると、「生まれつき敏感なHSC」は、子ども全体の15~20%(ほぼ)5人に1人が「生まれつき敏感なHSC」であることがわかっているとしています。
Q.2 HSCは大人になったら必ずHSPになる?
HSCは“子ども”のことで、大人はHSPと呼ばれていますが、
HSCは大人になったら必ずHSPになるのでしょうか?
A.
Highly Sensitive、つまり「とても敏感」というのは “気質”のこと。
“気質”というのは生まれ持った先天的なものなので、個性でもあります。
育つ環境や社会環境、特に親との関係に適応していく中で、後天的にその多くがつくられていく、「性格」とは違って、
生まれ持った先天的な“気質”(Highly Sensitive)は、本質的には大人になっても変わることはありません。
*HSC・HSPは繊細で傷つきやすい面があるため、心に傷(トラウマ)を抱えると警戒心が強くなって、過剰に敏感(過敏)になる傾向があります。