みなさん、こんにちは。HSC書籍制作プロジェクトのチームメンバーのなかむら みかです。
HSC書籍制作プロジェクトチームは、こちらのサイト『HSC子育てラボ』代表でカウンセラー、そしてご自身もHSCのお子さんをお持ちのkokokakuさんが主催しているクラウドファンディングを「書籍制作」という形で支援したいと集まった21名のメンバーからできています。
そのクラウドファンディングとは、HSC(Highly Sensitive Child)=敏感で繊細な子の認知を広め、学校がつらいと感じやすく不登校になりがちな子供と親がもっと幸せに感じる社会を目指すといった目的で、「HSC×不登校」についての書籍を制作するために開始されたものです。
そして、その書籍制作と並行して、私たちは、Twitterで「HSC」に関するアンケートを実施しています。
2018年11月29日に初アンケートを実施してから、2019年4月12日までに、30個のアンケートを実施しました。
このツイッターでは、
人一倍敏感な子(HSC)の本作りの為
皆さんのご意見を広くお聞きしたいと思っています。
時々アンケートツイートをするので、気軽に答えてくださいね!
子育て世代全般に関するおもしろいアンケートも箸休めにやるかもしれません。
みなさまどうぞお付き合いください!
— 「HSC=敏感で繊細な子の明るい未来」書籍制作プロジェクト (@HSC_book_pj) 2018年11月29日
アンケートはまだ続いているのですが、ここで一度、30個を一区切りとして、今までのアンケート結果をまとめてお知らせすることにしました!
30個のアンケートは全て「HSC」に関することなのですが、以下のようにジャンル分けしました。
*認知度⦅本記事(まとめ①)でご紹介⦆
*家族(まとめ②でご紹介)
*第六感(まとめ②でご紹介)
*保育園・幼稚園その1(まとめ③でご紹介)
*保育園・幼稚園その2(まとめ④でご紹介)
*強み(まとめ⑤でご紹介)
*感覚過敏その1(主に聴覚)(まとめ⑥でご紹介)
*感覚過敏その2(聴覚以外)(まとめ⑦でご紹介)
*生活(家の中)(まとめ⑧でご紹介)
*生活(家の外)(まとめ⑨でご紹介)
*不登校(まとめ⑩でご紹介)
今回はまず、「HSC×認知度」についてのアンケートの集計結果です!
では、記念すべき1問目は?
あなたがHSC(人一倍敏感な子)を知った【きっかけ】はなんですか?
初アンケートです!
みなさん是非お答えください。
お願いします🙇‼️
リツイートも歓迎です😃あなたがHSC(人一倍敏感な子)を知った【きっかけ】はなんですか?#HSC #ひといちばい敏感な子 #HSCproject
— 「HSC=敏感で繊細な子の明るい未来」書籍制作プロジェクト (@HSC_book_pj) 2018年11月29日
回答数176票! 多くの方に回答いただきありがとうございます!
結果は、オンライン記事や検索でHSCを知ったという方が一番多く、ついで、ツイッターとなりました。
SNSが「HSC」という概念の認知の広まりに大変大きく貢献しているのですね!
次はこちら!
『HSP・HSC』が世間に広まってきたという実感はありますか?
『HSP・HSC』が世間に広まってきたという実感はありますか?
※今回のアンケートはHSP・HSC以外の方からもご回答頂けると幸いです。#HSC #ひといちばい敏感な子#HSCproject
— 「HSC=敏感で繊細な子の明るい未来」書籍制作プロジェクト (@HSC_book_pj) 2019年3月11日
結果は、「はい」も半分近くいましたが、「いいえ」が過半数を超えました。
実感があまりないということですね。
コメントを書いてくださった方がいらっしゃいました。
関連の書籍が目立つところに置かれるようになり、前よりは知名度が上がってきたとは思いますが、まだまだマイナーではありますね
うーん、確かに……。
では、認知度に関する最後の質問です。
HSCについて世の中に一番知ってほしいことは?
【HSCのお子さんがいるご家庭への質問です】
HSCについて世の中に一番知ってほしいことは?#HSC #ひといちばい敏感な子#HSCproject
— 「HSC=敏感で繊細な子の明るい未来」書籍制作プロジェクト (@HSC_book_pj) 2018年12月20日
結果は、HSCについて知ってほしいことの第1位は、気質でした! 次いで、対処法と続きます。
ちなみに、【HSCが持つ4つの性質】には
D:深く処理する
O:過剰に刺激を受けやすい
E:感情の反応が強く共感力が高い
S:ささいな刺激を察知する
があります。
どれかひとつということではなく、HSCは4つ全てが当てはまると言われています。
気質を理解してもらうことによって、HSCにとって安心して過ごせる場が増えたらいいですよね。
こうしてHSCの書籍制作プロジェクトが立ち上げられたり、Twitterなどで、「HSP・HSC」について話している人もたくさん見かけられるようになっているから、認知度が高まったと感じている一方で、社会全体で考えた時には、まだまだ広まっていないのかもしれないですね。
困り感のある当事者が、HSP・HSCの概念を知って「思い当たっている」という段階なのかもしれません。
けれども、ここで急激に広まると、内容が間違って伝わってしまい、誤解を生んでしまう危険性もあると感じています。
広まってほしいけれど、正確に伝わってほしい。そこがもどかしいところですね。
SNSでの広まりに期待したいですが、やはり当事者が、例えば学校の先生や周りの人たちに伝えていくことも、認知度を高めることに繋がっていくと思います。
このことに関しては、現在作成中の「HSC×不登校」についての書籍にも書かれていますので、ぜひ手にとって読んでみてください!
では、次回は、「HSC×家族」、「HSC×第六感」の2つについてのアンケート結果をお伝えしますね。
お楽しみに!